『死にたい気持ち』と言葉を受けとめる

2019年12月21日

『死にたい気持ち』になることがない方が良い。

とはいっても、苦しいこと、辛いこと等が重なれば「生きていても仕方がない」「死んだほうが楽」と思ってしまうことは誰にでも起こりうること。

子どもにだってある。

『死にたい気持ち』を持ってはいけないのではない。

そんな気持ちになった時にだれかに「そうなんだね。それほど辛い思いなんだね」と否定せず、受けとめてもらえるだけで気持ちが和らぐことがある。

『死にたい』の言葉に、驚かず、慌てず、たじろがず、しっかり、ちゃんと受けとめる。そういう人が身近にいれば、「死にたい気持ち」を持っていながらこのまま生きてゆけばいいのだと、そんな自分自身を受け容れられる。

『死にたい気持ち』をしっかり、ちゃんと受けとめられる人【ゲートキーパー】が増えれば『死にたい気持ち』になっても生きてゆける人も増えるだろう。


2020年3月20日  子どもの「死にたい」にどう応えるか ゲートキーパー研修