ゲートキーパー研修

今回で5回目となる『メンタルさぽーたーずLabo』主催のゲートキーパー研修を3月20日に 実施しました。

ゲートキーパーとは　「死にたいほどに辛い思いをしている人に気づき、声掛け、傾聴、つなぎ、見守りをする人」です。特に資格認定があるものではありません。

講師の依頼をうけ行くときは行政の職員さんにお話しすることが多いですが、今回ご参加の方は、仕事上ではなく、身近な人から実際「死にたい」と言われ、どうすればいいのか。。。という思いを持ってご参加くださった方が多かったです。

仕事上できくことと、大切な人の「死にたい」の言葉は全く違うものだ、と実感しました。仕事上では一時その時で終わることであっても、身近な人は継続して、顔を合わせていかねばなりません。

「はれものにさわるような」と表現された方がいらっしゃいましたが、そうなるのもしかたがないでしょう。

でも「はれものにさわる」対応を受けた人はもっと辛い思いをされているのではないかと思いました。

今回のゲートキーパー研修は「死にたい」思いをしている人にどう対応するのか、どう言葉かけをするか、も含め、自分自身が「死」について「自殺」について思っていることを確認し、相手の「死」や「自殺」への思いを話してもらう関係を作ることが大事という内容になりました。

『メンタルさぽーたーずLabo』が主催する研修はご参加くださった方の実生活で役立てられる内容にしたいと企画しています。なので事前に計画していた内容と実際研修をしていく中で変化していく場面がいっぱいあります。その場その場で更新していきます。書き換えます。そうしながらご参加いただいた皆様のこれからの生活に少しでも役立てられること、特にしんどさを軽減できるようになってくださることを願い企画しています。

これからもその方向は変えずに、『メンタルさぽーたーずLabo』ならではの研修を企画していきたいと思います。

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