ハラスメント対応

2018年01月29日

ハラスメントをおこす人に対して具体的にどう対処すればいいのか?

そもそもハラスメントは環境改善的な対処だけではどうにもならない。

ハラスメントを引き起こす人は、人格否定にならないように配慮する必要はあるが、

根本的な思考の歪みがあることが多いので、それを修正するアプローチが必要。

自分の言動が周りにどんな影響を与えているか?を客観的に観れない。

なので、あなたの言動はこういう風に思われています。と良いも悪いもなく、伝える必要がある。

それでも本人は理解できない。本人は『よかれ』と思ってした言動なのでわからない。

『よかれ』は自分にとって『よかれ』であり、受け止め方が人それぞれ違うことが理解できないでいる。ハラスメントを引き起こす人にとっては、世界は自分が中心であり、他者の感覚などは考えも及ばない。もっと言えばハラスメントを引き起こす人にとって、世界は自分しかいない。他者の存在は物体としてはあっても感情的な面に関してはないも同然。

見えていない、感じられない。

では、こういう人にどのようにハラスメントを引き起こさないよう改善をしてもらえばいいのか?

それは、再教育しかない。本人が感じようが感じまいが、あなたと違う感じ方をする他者が存在し、あなたのこういう発言、行動が相手の心と体を痛めつけている、と一方的に伝える事。ハラスメントとして行った言動を制止すること、禁止すること。それしかない。そのために、それを監視し、指導する役割の人が必要となる。それができなければハラスメント被害を受けた人とは物理的に引き離すこと。それもできない組織なら組織として存在する価値はない。存在してはいけない。