感情の余韻

気持ちの切り替えがスパッとしている人がいる。

たとえば、さっきまで大泣きしていたのに、泣き終わるとバクバクと大食いする人とかだけど、事柄が終わっても、なかなか気持ちの切り替えができない時も、そういうタイプの人もいる。

もう終わっているのに、自分では納得しているのに、なんで気持ちは変わらへんのやろ...と後を引く。

カウンセリングの中で、「なんで自分の中にはその感情があるんやろ」と悩む人がいる。

何の根拠か知らないけど、気持ちって4日程度その人の中にあるというようなことを聞いたことがある。ある程度そうやなあ。人の感情って微妙。すごく腹がたったら、後に余韻がある。うれしいことがあったらやはり余韻がある

気持ちに余韻があるということを知っていたら、余韻に振り回されて困ることは少なくなると思う。

「ココロのしずく」武田出版　たかはしたかこ著　より