Not Knowing

2018年11月03日

わかってあげたいと思うし、

わかっているよということを伝えたいし...。

けれども、その人の悲嘆や苦悩や努力や葛藤の隠れているところは、わからない。

わからないのに、わかったふりはできないし。

ほんとうは、「何も知っていない」という謙虚さを、もっていたいものだ。

「わかるよ」というのと、

その人のことはその人が一番よく知っているという、

そのハザマの揺れ動き。


武田出版 「ココロのしずく」たかはしたかこ著 より